2018年10月17日水曜日

有意義な講演会&ミーティングに

10月13日、「聞き書き人の会 講演会&聞き書きミーティング」が岡山国際交流センターで開かれました。
当日は、事前申し込み者と当日参加を合わせ40人が参加。
第1部では、作家・小田豊二先生が「聞き書きにおける不思議なバタフライ効果について」と題し講演。日本中を聞き書きの普及、アドバイスに回っている小田先生は、「聞き書きの輪がどんどん広がっていることを実感。医療や福祉の現場では、聞き書きによって思わぬ出来事が起こっている」と、各地での事例を紹介。
第2部は、聞き書き人の会の会員・相澤麻有子さんが、「人生で大切なことは、ほぼ教わった――高橋さんとの出会い」と題し、大好きな麦稈真田の職人さんに学んだことを聞き書きで残すことができた実践を話しました。
参加者からの質問、意見も活発に出てとても有意義な講演会&ミーティングになりました。
この講演会の様子は、来年1月末に発行される予定の会報誌『聞く、書く。』7号に掲載される予定です。




2018年8月20日月曜日

プロの作家による聞き書きのコツを
講演会&聞き書きミーティングのお知らせ

聞き書き人の会では、10月13日(土)午後2時から岡山国際交流センターで「講演会&聞き書きミーティング」を開きます。
当日は、第1部が作家小田豊二さんによる講演。テーマは「聞き書きにおける不思議な力、バタフライ効果」。小田さんは早稲田大学卒業後、出版社などを経て井上ひさしが主宰する劇団「こまつ座」創設に参加。同劇団の機関誌「the座」の編集長を務める。聞き書きによる作品も多数あり、中村勘九郎『勘九郎芝居ばなし』、三木のり平『のり平のパーッといきましょう』、柄本明『東京の俳優』などがあります。
第2部は聞き書き人の会会員相澤麻有子さんの「人生で大切な事は、ほぼ教わった――高橋さんとの出会い」。相澤さんは笠岡市地域おこし協力隊員として県外から笠岡市に移住。地元のお年寄りから麦稈真田による帽子作りを受け継ぎ、その聞き書きをまとめて『聞く、書く。』第6号に発表しています。
プロの作家による聞き書きの魅力、書き方・まとめ方のコツを学べる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
参加費は資料代500円。定員は50人で、事前予約が必要です。お問い合わせ、参加申し込みは086-235-3456同会事務局(吉備人出版内)へ。

2018年2月3日土曜日




聞き書き人の会の会報誌『聞く、書く。』第6号ができました。

第6号のテーマは「人の記憶を共有する」。人々の記憶を記録することが、地域のこれからとどう結びついてくのかを、探っています。
聞き書きは、医療、福祉、教育、そして地域づくりなど、さまざまな分野、場面で、少しずつ広がりをみせています。
この号では、地域とのかかわりを考えながら、人々の記憶に寄り添ってきた1年間の活動を作品集としてまとめました。
昨日(2月2日)の例会では、できあがった6号を手にして、その出来を語り合いました。
『聞く、書く。』は県内の主要図書館に寄贈するほか、一部書店でも取り扱ってもらっています。
定価は本体500円+税。
ご希望の方は、事務局の吉備人出版086-235-3456へお問い合わせください。

●仕様 A5判 並製本
●ページ数 159頁
●定価 本体価格500円+税
●ISBN978-4ー86069-540-8 C0095 ¥500E
第6号●目次
地域の記憶と聞き書き 山川隆之
聞き書き/子ども3人はお好み焼きで育てました 中司廣志
聞き書き/雲海の立ち込める山上の暮らし 小山博子
聞き書き/うちの完ちゃんはいい人だったから、
      みんなによくしてもらって、私は幸せ 人見裕江
聞き書き/僕の青春 辻 眞帆
聞き書き/苦しみの毎日だったけど、私にも熱い青春があったよ 古宮真由美
聞き書き/砲弾の中で過ごした20代 文屋 泉
聞き書き/ガタガタした帽子もいいじゃねえか 相澤麻有子
聞き書き/江道橋のたもとで佐藤伸隆
聞き書き/米寿を迎える父 森光康恵
聞き書き/地域の語りを聞く 正保潤子
エッセイ/「聞き書き」に出会って 小山明子

2018年1月15日月曜日

間もなく発刊「聞く、書く.」6号


聞き書き人の会の会報誌『聞く、書く。』第6号を2月上旬に刊行します。
今号のテーマは「人の記憶を共有する」。
人々の記憶を記録することが、地域のこれからとどう結びついてくのか。地域とのかかわりを考えながら、人々の記憶に寄り添ってきた1年間の活動を作品集としてまとめました。
今、医療、福祉、教育……さまざまな分野、場面で、聞き書きは少しずつ広がりをみせていることを実感します。当会にも、新しいメンバーが多数加わり、幅広い聞き書きの作品が集まりました。
収録した聞き書きは10作品。


「聞く、書く。」第6号●目次
地域の記憶と聞き書き 山川隆之
聞き書き/子ども3人はお好み焼きで育てました 中司廣志
聞き書き/雲海の立ち込める山上の暮らし 小山博子
聞き書き/うちの完ちゃんはいい人だったから、
      みんなによくしてもらって、私は幸せ 人見裕江
聞き書き/僕の青春 辻 眞帆
聞き書き/苦しみの毎日だったけど、私にも熱い青春があったよ 古宮真由美
聞き書き/砲弾の中で過ごした20代 文屋 泉
聞き書き/ガタガタした帽子もいいじゃねえか 相澤麻有子
聞き書き/江道橋のたもとで佐藤伸隆
聞き書き/米寿を迎える父 森光康恵
聞き書き/地域の語りを聞く 正保潤子
エッセイ/「聞き書き」に出会って 小山明子

●発売 吉備人出版
〒700-0823岡山市北区丸の内2丁目11-22
電話086-235-3456 ファクス086-234-3210
●仕様 A5判 並製本
●ページ数 159頁
●定価 本体価格500円+税
●ISBN978-4ー86069-540-8 C0095 ¥500E
●発行日 2018年1月31日 発行