2012年3月21日水曜日

聞き書き人の会この1年

長くサボっており、申し訳ございませんでした。 

昨年4月から毎月1回のペースでスタートした当会も、丸一年が経過した。
この間、毎月第2金曜日の午後1時半~3時半、県立図書館のグループ研究室を借りて、「聞き書き」について学び、会員各自が実践を積んできた。

参加者はほぼ毎月A4サイズ1枚から3枚くらいの聞き書き原稿をまとめ、それを例会で発表、参加者同士で講評しあうという形式だ。

自分自身のこと、家族のこと、そして知人、友人のこと…必ずしも「聞き書き」という形式の原稿ばかりではないが、身近な人をテーマにその人物を描いてきた。

1年が経過し、前回、前々回の例会で今後の活動の方向について話し合い、いくつかの課題を持った。

一つは、自分たちの実践をもとに「聞き書き」をするための「テキスト」をつくっていこう。
もう一つは、地域の中で聞き書きをつかった活動を展開していこうというものだ。そして、それを年に1回会報誌のような形の作品集にしたり、また地域の演劇活動との連携なども模索できたらということも考えている。

先日も、このサイトで「聞き書き人の会」を知ったという方から、「一度見学に行ってもいいですか?」という問い合わせがあった。
来月の例会(4月13日)をご案内したので、きっと新しい会員になってくれるのではないかと期待している。

少人数のささやかな活動だが、息長く続け、「聞き書き」が地域のいろいろな活動の役にたつことができたらと、2年目を迎える今、思う。


以下、先日の3月例会(3月9日)のレジメです。


1,     3月例会の課題「聞き書き実践」

★原稿発表 作品の読み上げと講評
      
久本恵子さんの作品「義父のこと」①~④のうち③~④

文屋泉さんの作品「文屋種子のこと」
      
先月の課題:青山 静さんの作品

       廣瀬さんの疑問と問題提起

小関俊樹さんの作品「父の断片 その3」



2,     聞き書きテキストの編集

久本さんからの目次提案について