2022年9月12日月曜日

聞き書き人の会の公式サイトはこちらへ引っ越しました。
新しいサイトのアドレスは次の通りです。

https://kikigaki-bito.localinfo.jp/

 

引き続きよろしくお願いします。

 

2019年3月8日金曜日

2019年3月7日木曜日

聞く、書く。第7号

作品の一部をご紹介します。

目次です。
巻頭原稿です。





2019年2月20日水曜日


聞き書き人の会の会報誌『聞く、書く。』第7号が出来ました。


介護や医療の分野で取り入れられるようになり、岡山県内でもどんどん広がりをみせている「聞き書き」。「聞き書き」にはどんな魅力があるのか、また「聞き書き」がもたらす効用とは?
戦前の生活、戦争体験、空襲の記憶、家業や趣味など、年代も生きた場所も違う人たちの、自身の言葉で語られる人生、生きるエネルギーを感じさせる9作品を収録しています。
昨年10月には作家の小田豊二先生を迎え、2回目の聞き書き講演会を開催。テーマは「聞き書きにおける不思議な力、バタフライ効果」。その講演内容も収録しています。

【巻頭言】「不安」にあふれた「未来」を希望あふれるものにするために 山川隆之
聞き書き/山道が結んだ縁 中司廣志
聞き書き/4人組の山奥の小僧たち 古宮真由美
聞き書き/津山線列車への空襲と岡山空襲 辻 眞帆
聞き書き/ボクサー、ノリ ― 逆転の転機 正保潤子
聞き書き/あの頃のこと ― いつの間にか戦争へ 文屋 泉
聞き書き/演劇と私 小山明子
聞き書き/水島が爆撃を受けたとき 5歳じゃった 小山博子
聞き書き/務さんが愛したフォークダンス 人見裕江
聞き書き/神楽屋の女房 佐藤伸隆
講演会記録/聞き書きにおける不思議な力、バタフライ効果(作家:小田豊二)
随想/「聞き書き人の会」に参加して 黒部麻子

私たち聞き書き人の会は、地域で暮らす人たちの人生を、聞き書きを通して後世に伝えようと、2011年4月に発足しました。以後、毎月1回岡山県立図書館で例会を開き、「聞き書き」の意義・役割などを学び、「聞き書き」の楽しさ・魅力を知りました。また、ワークショップなどを通じて、インタビューや原稿のまとめ方など、「聞く」「書く」ための基本的な技術を身につけてきました。

『聞く、書く。』第7号
聞き書き人の会 (編著)
発行 聞き書き人の会
発売 吉備人出版
仕様 A5判 並製本
ページ数 171ページ
価格 本体500円+税
お近くの図書館、または書店でお尋ねください。

2018年10月17日水曜日

有意義な講演会&ミーティングに

10月13日、「聞き書き人の会 講演会&聞き書きミーティング」が岡山国際交流センターで開かれました。
当日は、事前申し込み者と当日参加を合わせ40人が参加。
第1部では、作家・小田豊二先生が「聞き書きにおける不思議なバタフライ効果について」と題し講演。日本中を聞き書きの普及、アドバイスに回っている小田先生は、「聞き書きの輪がどんどん広がっていることを実感。医療や福祉の現場では、聞き書きによって思わぬ出来事が起こっている」と、各地での事例を紹介。
第2部は、聞き書き人の会の会員・相澤麻有子さんが、「人生で大切なことは、ほぼ教わった――高橋さんとの出会い」と題し、大好きな麦稈真田の職人さんに学んだことを聞き書きで残すことができた実践を話しました。
参加者からの質問、意見も活発に出てとても有意義な講演会&ミーティングになりました。
この講演会の様子は、来年1月末に発行される予定の会報誌『聞く、書く。』7号に掲載される予定です。




2018年8月20日月曜日

プロの作家による聞き書きのコツを
講演会&聞き書きミーティングのお知らせ

聞き書き人の会では、10月13日(土)午後2時から岡山国際交流センターで「講演会&聞き書きミーティング」を開きます。
当日は、第1部が作家小田豊二さんによる講演。テーマは「聞き書きにおける不思議な力、バタフライ効果」。小田さんは早稲田大学卒業後、出版社などを経て井上ひさしが主宰する劇団「こまつ座」創設に参加。同劇団の機関誌「the座」の編集長を務める。聞き書きによる作品も多数あり、中村勘九郎『勘九郎芝居ばなし』、三木のり平『のり平のパーッといきましょう』、柄本明『東京の俳優』などがあります。
第2部は聞き書き人の会会員相澤麻有子さんの「人生で大切な事は、ほぼ教わった――高橋さんとの出会い」。相澤さんは笠岡市地域おこし協力隊員として県外から笠岡市に移住。地元のお年寄りから麦稈真田による帽子作りを受け継ぎ、その聞き書きをまとめて『聞く、書く。』第6号に発表しています。
プロの作家による聞き書きの魅力、書き方・まとめ方のコツを学べる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
参加費は資料代500円。定員は50人で、事前予約が必要です。お問い合わせ、参加申し込みは086-235-3456同会事務局(吉備人出版内)へ。

2018年2月3日土曜日




聞き書き人の会の会報誌『聞く、書く。』第6号ができました。

第6号のテーマは「人の記憶を共有する」。人々の記憶を記録することが、地域のこれからとどう結びついてくのかを、探っています。
聞き書きは、医療、福祉、教育、そして地域づくりなど、さまざまな分野、場面で、少しずつ広がりをみせています。
この号では、地域とのかかわりを考えながら、人々の記憶に寄り添ってきた1年間の活動を作品集としてまとめました。
昨日(2月2日)の例会では、できあがった6号を手にして、その出来を語り合いました。
『聞く、書く。』は県内の主要図書館に寄贈するほか、一部書店でも取り扱ってもらっています。
定価は本体500円+税。
ご希望の方は、事務局の吉備人出版086-235-3456へお問い合わせください。

●仕様 A5判 並製本
●ページ数 159頁
●定価 本体価格500円+税
●ISBN978-4ー86069-540-8 C0095 ¥500E
第6号●目次
地域の記憶と聞き書き 山川隆之
聞き書き/子ども3人はお好み焼きで育てました 中司廣志
聞き書き/雲海の立ち込める山上の暮らし 小山博子
聞き書き/うちの完ちゃんはいい人だったから、
      みんなによくしてもらって、私は幸せ 人見裕江
聞き書き/僕の青春 辻 眞帆
聞き書き/苦しみの毎日だったけど、私にも熱い青春があったよ 古宮真由美
聞き書き/砲弾の中で過ごした20代 文屋 泉
聞き書き/ガタガタした帽子もいいじゃねえか 相澤麻有子
聞き書き/江道橋のたもとで佐藤伸隆
聞き書き/米寿を迎える父 森光康恵
聞き書き/地域の語りを聞く 正保潤子
エッセイ/「聞き書き」に出会って 小山明子